8月11日(木)池袋アダムにてLIVE
http://www.adm-rock.com/index02.html
上記LIVEまでの間、メンバーのインタビューを掲載していきます。
どんなバンド?どんな人たち?
THE ROCK★★★の事が、ちょいとでも伝われば嬉しいです。
インタビュー最後は、ボーカルのアパッチさん。
普段語られない創作の裏側を聞かせてもらえました。
◆作詞作曲をしている時に、大事にしている事や大切にしている事?
大事&大切にしている事は、鳴らしている音が好きか嫌いか。
感情を乗せて耐えられるモノか。
3人で演奏していて、充実感があるかどうか。
込めた想いに、嘘偽りは無いか。
あとは、ロックバンドだから、パンチがあるかどうか。
楽しくやろうとか、考えないです。
だって、ギター鳴らしてるだけで楽しいもん。
むしろ、作詞作曲は、難解で楽しくないモノを排除していく作業ですね。
うちのバンドがストレートだって言われるのは、僕らが単純な楽曲でしか感情が乗せられないから。
Aメロが来て~Bメロ、そしてサビ!!!
あ、それと、歌いながらギター弾きたくないから、あまりギター弾かなくて済むようなアレンジにしちゃってますw
作詞には毎度苦労します。
直接過ぎる言葉を避けて、誰もが心に抱える感情のキーワードを探してます。
切ないとか、嬉しいとか、みんなが過去に経験しているシチュエーションが違うから、情景を描き過ぎちゃうと、共感できるツールではなくなっちゃうと思うんですよね。
でも、言葉で表現したいので、必死になって心を射るキーワードを探します。
言葉がスパっとメロディーに入ったときの快感はたまりませんね!
俺、天才って♪思っちゃいます。
で、曲を作り終わると、俺って無能だって、創作ループしていくんですけど。
◆THE ROCK★★★として、誇りに思う事とは何でしょう?
誇りに思える事はないっす!
強いて挙げるなら、僕のワガママに付き合っているメンバーの忍耐ですね♪
誇りってより、凄くグッときた事ならいくつかありますよ。
知り合いのボーカルさんがね、終演後に、こんな事を言ってくれたんだ。
「ロックが羨ましいよ、悔しいよ。お客さんがスゲー自然で良い顔してるんだもん!」
俺ね、それがとっても嬉しかった。
誰もが自然で楽しめる空間、それを求めてるから、この言葉は嬉しかったなぁ~。
その人は、僕が憧れるステージをやる人だったから(って、グックルの黒木だけどw)、なおさら嬉しかった。
それが、THE ROCK★★★が持っている強さと脆さだと認識してる。
裏を返せば、みんなに支えてもらわないと、何も出来ないロックバンドなんですよ。
まぁ、それでいいって思ってます。
◆今後の方向性を教えてください。
継続。
何をやらかすかは、未来の自分に委ねちゃってます。
ただ、その時の自分が思ったことをクイックにカタチにしていけるようにしていきたいですね。
感情は、寝かせると腐りますから。
今の時代は、とても面白いですね。
音楽業界や流通が、姿を変え始めています。
みんなが、並列に存在できるチャンスの時代だって思ってます。
メジャーになる!ってルートが、なくなっちゃいましたから、その道を自分たちで探索できるんです。
まさに冒険時代到来ですよ!
USTで4畳半からスターも誕生できちゃうし、楽器なんて扱えなくても音楽はできちゃいます!
素晴らしい手段が用意された時代。
んでも、僕はステージにこだわります。
ロックは、生ものですからね。画面で客観視するものではなくて、直接食べてなんぼです。
ってか、客観的にロッカーを見たら、ただのバカ集団ですから♪
僕は、いままで通り、会場全部でロックを模索していきます。
ロックって衝動的な強くて悪いものなんです。
負である状態を肯定する、唯一の武器なんです。
だから、もっともっと強制的な影響力を持つ、善でも悪でもない有害な存在になっていきたいです。
悪い事って、なんか魅かれるでしょ?
夜中に道路を歩いちゃうとか、好きなものしか食べないとか、昼過ぎまで寝ちゃうとかwww
そんな、ささやかな罪悪感を共有し肯定する空間を作りたいですね。
秘密基地とか、空き地に集まって、みんなで悪い事するの♪
さて置きと、この3人だからだせる【呼応】ってやつを、追い求めます。
そしてみんなで【謳歌】してやる!
インタビュアー:ハリー
THE ROCK★★★インタビューは、いかがでしたか?
とても前向きな状態って事が、ビシビシ伝わってきました。
このタイミングで作られた新曲『理想・理由・リリィ』が、とても気になります!
どうぞ皆様の眼で、彼らを目撃してください。
そこには『ありのまま』を体現できる、永遠の空き地が待っているはずですから♪